俺とアイツといとこ殿!
「だけ?」
「ああ。」
「マジ?」
「とりあえず操縦席にて陸にぶつからぬようにと方向だけ固定する必要があったのでした後だが・・」
ルカはいたって真面目に話す。あああれってそういう意味で。
「私は島の主であるゆえ島の絶対領域に入った私を島が拒否するハズがない。何かが助けてくれるであろうと信じたがお前たちに関しては自信がなかった。無理に蹴ってすまぬな。」
「・・・・・。」郷土宗教もそこまで行くとすげーし、実際そうなんだからまあいいのかな。
「ストイックだね・・・」
アイツも言葉が出ないらしい。
「私は飛び降りたが大きな鳥の群れにまず助けられ魚の上に下ろされて立っていたら島まで送ってくれた。」
自然の王様かよ!!ムツゴロさんもΣ(゜д゜lll)ビックリ仰天ニュースだぜ。
「大して面白い話ではないのだが。。。」十分にエルザしてますけど!!面白い通り越して神の・・
ああ。そうか。。。島の主ってそういうことをいうのか・・
島を全力で当然のように守るから守られて当然と思っている。動物か植物かよくわからないものまで
助けて当然助けられて当然なんだろうか。俺は・・そんな生き方してないから正直わかんねえけど。
俺はやっと島にとって「島主」という存在を目の当たりにした気がする。
車が家について玄関口でルカは口笛を鳴らした。白い馬がルカの馬なんだけど走ってきた。
「やあ。久しないつもお前は美しいねバサシ。乗せてくれるか。お前たち私は近くを少し回ってくるから先に戻って待っているように。」
皆に言った。俺も口笛を吹いて・・黒い馬がアイツも茶色い馬を呼んだ。俺たちは後をついて行った。
何をするんだろう。バサシって名前にそろそろこう・・変だなとか思わないのかなあ・・。
こういうルカは見たことがない。それもそうか。毎日一緒ってのがなかったんだから。
島の家と家は民家というか敷地がでかいだけに離れている。集落じたいはこじんまりまとまっているんだが。
島の人間は心配していた。
「当主様?ご無事で・・」「ああ心配をかけた。」「当主様こんなところにまでおいでくださって・・」
「いや良いのだ。心配をかけた。」
最後は村長の家の方へ向かった。
玄関の前で村長は「海を立って魚で渡ってきたそうですな!ほっほ凛々しいことで。」
見てないおっさんがシャチを魚って言うのはわかる。噂だもんな。
「そうか?島の加護だ。」「そうですな。島に愛される事が何よりです。」
「それより夕食は大広間でやる。参加希望者は何人でも受け入れる。儀式への参加も許すと伝えるように。」
「はい皆歓びます。」「では帰る。」
無事だよって言うために回っていたんだな。
自分のことばっかり考えてる俺やアイツにはない精神だ・・・。
優しいって感じじゃないけど全員を家族みたいにルカは扱う。
当たり前なんだろうか?わだかまりを持つ理由なんていくらでもあるのにな。
そして大広間で食事を行なった。
希望者は病人やらを抜いたらほぼ全員島主の帰還と儀式のために集まった。
台所はてんやわんやだがだいたいこいつらが集まったら・・最後の方は
片付けと酒・・・・・酒だけがあればそれでいい。。。
だけど流華は祀っている酒以外は飲まなかった。これもシキタリなんだろう。
「なあ・・結局さ。」「なんだよ?」
「これってなんの儀式なんだ?」
「僕も着くまで知らなかったし今まではなんとなく参加してただけだったんだ。。」
アイツも知らないか。
長老が口火を放った。
「皆のもの聞きなさい。島主が執り行う本日より3日に渡る聖痕の儀式の事である。」
な?セイコンのギシキ?
「この儀式が行われるのは10年に一度じゃが・・・皆の魂が穢れなく死者の魂の傷を癒すため一族最大にして最強の・・純血であり島主である偉大な長がまたこの先10年を照らし続けてくださる。感謝を込めて3日間力を使わぬように。今から一人一杯ずつ酒を注ぎに行くように。」
300人も居ないけど150人ちょい?200人は完全にいるぞ。飲めるのか?もう結構飲んでるのに。
列ができ始める。
「大丈夫だ。純ちゃん。」
小声でぼそっと前を向きながら言った。
なんでそう!!強いんだ。ってか強がりなんだ・・俺のいとこ殿は・・・。
大丈夫じゃなくてもそうゆうって最近の俺は知ってる。
「皆のもの・・大儀である。」シン・・と静まり返る広間に響く神秘的な声。
「知っているものもおると思うが、皆の感謝を受け止め・・力によって亡くなったものに敬意を払いその魂の傷を癒やすため、皆が道に迷わぬようにこれより聖痕の儀を3日間行う。私を含め上役並びに住民全て非常事態であっても力の使用を禁止することを伝える。これを知らない子供らには大人は伝え無闇に儀を穢すことなかれ。以上である。」
列が動き始めた。
「俺・・つか」「右翼・・お前からまず酒を貰おうかの。」ルカは俺の言葉を遮った。
「は。いつもお役有難う御座います。」「うむ」
トクトクと注がれた杯をサラっと飲む。
「有難う。左翼も頼む」「はい。何時もお役有難う御座います。」
こうゆうとき言う言葉は決まっている。
けど俺・・・そうかつかっちゃいけないのに俺たちテレパス使いまくってた。
けど上役は使ってないから俺らが使ってることすら・・今は知らないんだ。
俺らと・・ルカさえ言わなかったら・・。
黙ってくれようとしてる。アイツは少し目がうるうるしてるし・・
今日はアイツなんか気がよええな。。
調子狂うぜ。
「右翼も左翼もいつもご苦労である。次。」
列に並んだランダムな人間たち。こないだの宴会よりもさっさとついで一言言うだけだから
結構早く終わった。
「ああ。」
「マジ?」
「とりあえず操縦席にて陸にぶつからぬようにと方向だけ固定する必要があったのでした後だが・・」
ルカはいたって真面目に話す。あああれってそういう意味で。
「私は島の主であるゆえ島の絶対領域に入った私を島が拒否するハズがない。何かが助けてくれるであろうと信じたがお前たちに関しては自信がなかった。無理に蹴ってすまぬな。」
「・・・・・。」郷土宗教もそこまで行くとすげーし、実際そうなんだからまあいいのかな。
「ストイックだね・・・」
アイツも言葉が出ないらしい。
「私は飛び降りたが大きな鳥の群れにまず助けられ魚の上に下ろされて立っていたら島まで送ってくれた。」
自然の王様かよ!!ムツゴロさんもΣ(゜д゜lll)ビックリ仰天ニュースだぜ。
「大して面白い話ではないのだが。。。」十分にエルザしてますけど!!面白い通り越して神の・・
ああ。そうか。。。島の主ってそういうことをいうのか・・
島を全力で当然のように守るから守られて当然と思っている。動物か植物かよくわからないものまで
助けて当然助けられて当然なんだろうか。俺は・・そんな生き方してないから正直わかんねえけど。
俺はやっと島にとって「島主」という存在を目の当たりにした気がする。
車が家について玄関口でルカは口笛を鳴らした。白い馬がルカの馬なんだけど走ってきた。
「やあ。久しないつもお前は美しいねバサシ。乗せてくれるか。お前たち私は近くを少し回ってくるから先に戻って待っているように。」
皆に言った。俺も口笛を吹いて・・黒い馬がアイツも茶色い馬を呼んだ。俺たちは後をついて行った。
何をするんだろう。バサシって名前にそろそろこう・・変だなとか思わないのかなあ・・。
こういうルカは見たことがない。それもそうか。毎日一緒ってのがなかったんだから。
島の家と家は民家というか敷地がでかいだけに離れている。集落じたいはこじんまりまとまっているんだが。
島の人間は心配していた。
「当主様?ご無事で・・」「ああ心配をかけた。」「当主様こんなところにまでおいでくださって・・」
「いや良いのだ。心配をかけた。」
最後は村長の家の方へ向かった。
玄関の前で村長は「海を立って魚で渡ってきたそうですな!ほっほ凛々しいことで。」
見てないおっさんがシャチを魚って言うのはわかる。噂だもんな。
「そうか?島の加護だ。」「そうですな。島に愛される事が何よりです。」
「それより夕食は大広間でやる。参加希望者は何人でも受け入れる。儀式への参加も許すと伝えるように。」
「はい皆歓びます。」「では帰る。」
無事だよって言うために回っていたんだな。
自分のことばっかり考えてる俺やアイツにはない精神だ・・・。
優しいって感じじゃないけど全員を家族みたいにルカは扱う。
当たり前なんだろうか?わだかまりを持つ理由なんていくらでもあるのにな。
そして大広間で食事を行なった。
希望者は病人やらを抜いたらほぼ全員島主の帰還と儀式のために集まった。
台所はてんやわんやだがだいたいこいつらが集まったら・・最後の方は
片付けと酒・・・・・酒だけがあればそれでいい。。。
だけど流華は祀っている酒以外は飲まなかった。これもシキタリなんだろう。
「なあ・・結局さ。」「なんだよ?」
「これってなんの儀式なんだ?」
「僕も着くまで知らなかったし今まではなんとなく参加してただけだったんだ。。」
アイツも知らないか。
長老が口火を放った。
「皆のもの聞きなさい。島主が執り行う本日より3日に渡る聖痕の儀式の事である。」
な?セイコンのギシキ?
「この儀式が行われるのは10年に一度じゃが・・・皆の魂が穢れなく死者の魂の傷を癒すため一族最大にして最強の・・純血であり島主である偉大な長がまたこの先10年を照らし続けてくださる。感謝を込めて3日間力を使わぬように。今から一人一杯ずつ酒を注ぎに行くように。」
300人も居ないけど150人ちょい?200人は完全にいるぞ。飲めるのか?もう結構飲んでるのに。
列ができ始める。
「大丈夫だ。純ちゃん。」
小声でぼそっと前を向きながら言った。
なんでそう!!強いんだ。ってか強がりなんだ・・俺のいとこ殿は・・・。
大丈夫じゃなくてもそうゆうって最近の俺は知ってる。
「皆のもの・・大儀である。」シン・・と静まり返る広間に響く神秘的な声。
「知っているものもおると思うが、皆の感謝を受け止め・・力によって亡くなったものに敬意を払いその魂の傷を癒やすため、皆が道に迷わぬようにこれより聖痕の儀を3日間行う。私を含め上役並びに住民全て非常事態であっても力の使用を禁止することを伝える。これを知らない子供らには大人は伝え無闇に儀を穢すことなかれ。以上である。」
列が動き始めた。
「俺・・つか」「右翼・・お前からまず酒を貰おうかの。」ルカは俺の言葉を遮った。
「は。いつもお役有難う御座います。」「うむ」
トクトクと注がれた杯をサラっと飲む。
「有難う。左翼も頼む」「はい。何時もお役有難う御座います。」
こうゆうとき言う言葉は決まっている。
けど俺・・・そうかつかっちゃいけないのに俺たちテレパス使いまくってた。
けど上役は使ってないから俺らが使ってることすら・・今は知らないんだ。
俺らと・・ルカさえ言わなかったら・・。
黙ってくれようとしてる。アイツは少し目がうるうるしてるし・・
今日はアイツなんか気がよええな。。
調子狂うぜ。
「右翼も左翼もいつもご苦労である。次。」
列に並んだランダムな人間たち。こないだの宴会よりもさっさとついで一言言うだけだから
結構早く終わった。