俺とアイツといとこ殿!

破られた結界

「たいへんでございます!!」

本を読んだりゲームをしたり各々がくつろいでます^―^どうもすみませんって位の3日目の昼のことだった

使いの者が汗をだらだらかいて走って扉をいきなり開けた。

ああ、力を使えないって島では不便だな。ルカにいきなりけーたいメールするわけにもいかんし

本家に電話・・・。まあいそいでるんだな。うん

珍しい。俺はそう思った。なんでも躾が優先させられるようなところなのだうちは。

つまりよっぽどの緊急事態っつーことか??

流華はおつとめを終えて髪を乾かしたあとだった。ひとしきり着替えてはいる。

「どうした。いいなさい」

島の島民がかしづいて報告した。よくみたら一応上層部の服きてたわ。

「報告します。私は見回りの役所なのですが、先ほど確認できた部分でも何者かによって封印術式が破壊されております。

一部しかみなかったので念のため関わるすべての封印場に行きましたが一つを除いて全滅しております。
願わくば残り一つの封印場にて状況を把握していただきたく。。。」


「ほう。お前は確か水晶宮の見回りのお子だったな。」

「は」

すいしょうきゅう・・・?しかもそいつのこと覚えてんのか。ほーえー
しかし見回り・・・?

「悪いが今お役を終えたばかりで疲労しておる。状況把握と警護には右翼左翼がゆく。」

えええ工エエェェ(´д`)ェェエエ工

クッソ暑いのに??まじか。

「わかったよ。了解。」

あいつは本を閉じて支度をする。

「悪いが案内してもらえるかな?」

「左翼様。了解しました。右翼様は・・?」

「いくってば!」

暑い中車で行って水晶のある祠みたいなところにアイツとほかのお役といったが滅多矢鱈に壊されてるって感じじゃなかった。
なんつうか俺の印象としてはボールがぶつかったとかそうゆうんでも肝試しーでもないな。みたいな

「破られるべくして破られてるね。」
「そだな」
「とにかく沢山見て伝えなけりゃね。」
「そだなー。でも力が使えないだろ。頭の中も覗けないし。」
「明日になればその辺はOKだよ。」
「そうなんだけどさーやな予感がするんだよなあ・・・」

俺らは帰ってできるだけ詳しく伝えた。
ルカは会議室の方に一人でいて島の最低限の情報に目を通すべく紙媒体に埋もれてた。
マジで椅子が見えなかったんだもの。

「流華。どう思う?」

流華は一冊の黒い本をオレらの前に差し出した。
「なにこれ?」
アイツと俺はちょっとびっくりした。流華が微妙な顔をしていたからだ。

「それは出席簿である。聖痕の義の。」

「ほえーんで?」

「聖痕の義はわりと重要な10年に一度のイベントであることは知っているな。」
「そんなことをゆってたような。・。。」

「なぜ私のいとこは10名も参加していないのだ。」

「・・・・!!!」

確かにおかしい。

「それにな。あすこにおったものには特別な技が仕込まれておってな、
右翼左翼島主その他約どころはは別だが、一般の島民にはあそこに来るだけで力を使えば書記に記録される。
著しく使わない限り罰はないが・・・そうゆう遠隔術式をあの場事態にもうけていたのだ。」

なぬ!

「では、こちらも報告を聞こう。」

ルカはタバコを取り出したので俺は火をつけた。

アイツはさっきからノートパソコンをカチャカチャしてると思ったら報告書を作ってたらしく
プリントアウトしたものをルカに渡した。

「デジカメで撮った画像と聞いた話と僕の印象をまとめてみたよ」
「ありがとう。では説明を。」

「うん。まず印象としてはどうして??ってかんじだった。わざと綺麗に切断されてる部分もあったし石がねあったんだけど
まっぷたつだからそうゆう機械を使うか・・・」

「力を使っているな。つまり島のものだと。」

「まあこの島には元々島の人以外いないし・・・その居なかったいとこだけど僕見たよ。
聖痕の義じゃなくってこの島についたときちらっと離に集まってた。だから渡航はしてきてるはず。」

まじ?まじかよ?戦争でもおっぱじめようってわけ?バッレバレルのすぐじゃん。
なにかんがえてんだよ。

「ふむ。直接聞いたほうが早いな。誰かおらぬか。」

ドアの方にルカは声をかけた。
「は。」
燕の声がした。
「渡航してるはずのいとこが10名ほど離にいるであろ?よんで参れ。」
カチャ
ドアが開いて燕がかしづいたまま話す。
「それがもうこちらには幸さま雪平さま始め皆様いらっしゃいません。」
「いつ姿が見えなくなった。」
「昨日と聞いております。報告したほうがよろしかったのでしょうか」
「いや、いい。ありがとう。」

「燕・・祠の封印の件はどれだけの人が正確に知っているのだ。」
「ごく限られた人間でございます。」
「ではどのように伝わっているのだ。」
「すべての封印を解くと乙女が現れ強大な力をさずけてくれるがまず最初の封印は2個づつ同時に破壊しなければいけない。
まず3つめは男が解くこと、最後の封印を解いた人間が力を得るとか幼女の生贄が必要とか」

「・・・・あーそうそうそんなのあったよなー。その封印が今回のものなのか??」
俺は軽い気持ちで言ってみたが無視された。

「根も葉もないとは言えぬがいくつか間違っておるな。しかし・・・やってみたではスマン上に今は・・・力は使えぬ。
島との約束なのだ。私は絶対に使えぬことを知っているタイミングだともいえる。」

「だから僕らにお使いさせたんだね。」
「もしかしたら・・・・・あやつら・・何を考えておるのか・・」

「なーホントのとこは何が起こるんだよ。そこ知らなきゃオレら動きにくい。」
「それはわからない。太古の封印ゆえ。」

まじ??

「ただ伝えられている封印への話は乙女が封印を解くと4番目の封印所に現れ島中の幼女を喰らい尽くす。
きょうだいなちからをてにいれる。同時に破壊したもの、3つめの男が解くことはあっているがそのいづれも死ぬ。
たしかに最後の封印を解いたものが力を得るがそれは適合者の話で適合していない場合。。。やはり死ぬ。
しかも選ぶ権利はない。噛み砕いて言うとそういった内容だった気がするが。」

「流華様すべて正解でございます。正しい認識です。」燕が誇らしげに言う。

「封印したのは3番目の純潔。封印術式に優れていたと記憶している。私など追いつきもできないほど」

えええーー

たしかに一代前の爺様の術式もよくわからないとか言ってたような。。。
流華って封印術式苦手だったりするのか?

「流華様ほんとうに全くつかめないのにそんなにのんびりしているのですか?」
「いや。。つかんでいることはある。鋭いな燕は。」

そそそそうだよな。
うん。
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