俺とアイツといとこ殿!
「お前はもう時間切れになってることをしっておるのかえ?」
「え?もうちょっと。。。」そういった瞬間爪の先が光って貫一が爆発した。

え?なにしたこいつ。

心臓やら腸やらめちゃくちゃに飛んで。。。。。

「きゃあぁぁ!!貫ちゃん!!・・・・ぁぁぁぁあああああ」
瑠衣がなけ叫ぶ。

「瑠衣原付乗れ。早く行け!」

がたがた震えた足で結うとおりにハンドルをふり瑠衣はふらふらと向こうまで行った。

「私の質問に答えたら私の力をあげようぞ?・・・その女はわしの贄にて・・・」

「なあ。。力なんていらねえ。」

「なに?ではなにゆえ起こしたのだえ?なにゆえ・・・」

「あの女を逃がしたか・・・。そいつは昔惚れてた女だからかもしれねえし、ただ血がつながってるからってだけかもしれねえ。
ここに戻ってきたのはあんたが最初出てきたときそういう顔してなかったよな。どうしてだ?」

「うーむー聞かれるのは苦手だわぁ。最初はあの人に会えると思って出てきたものの子供しかおらぬ・・・
私をしびれるほど縛ったあの人はおなごになっていたしの・・・女子には興味がない。憎しみしかのう。あれからどうなったのか、
聞いてもしどろもどろこたえぬ」

そいつは厳しいな。歴史なら流華が答えられるだろうが・・。俺はまったくだ。

「俺はさ強くなりたいけど誰かの力で空を飛んだり重い物もったりしたくねえのよ。おまえも過去をうだうだかんがえずに未来を見ろよ。
美人だとやれることいっぱいじゃんか。」

「ほう。。おぬしも誤魔化すのかえ」

完全に夜になったな。海の音がうるさいしたまに岩肌を削るくらい。水しぶきがかかる。

大きなツキも出ている。

あれ・・?俺っていつ力使っていいんだろう。爆発したくねえし怒りはじめたし。
やっぱ無理だったか。力でかなわないなら説得をっておもったんだけどな。
瑠衣はにげたからまあいいっちゃいいけど俺死にたくもねえ。
近づいてきた。

いとこどの~怖いぜー俺。

思ったら円ができてそこから流華とあいつと燕が下りてきた。

「そこの女。邪魔するぞ。お前の尋ねたいことはこたえてやろう。」

「いらぬ。」

「ではそこの男を返してもらおう私のものだ。」

「ほう私から男を奪うのかえ」

「必要とあらば。」

「間違いなくあの人の面影がある子供かえ?」

「あの人とは純潔のことか?それなら私が唯一であるからしてそのあの人である」

「面白いことをいう。しかし私の質問には答えられそうで面白くない。」

やっぱり答えられそうにない奴に質問してたのか。

「こたえられるであろうなお前がどうしてそうなったか、その後どうなったか。今どのような階級にいるのか?」

「その・・・階級とは?」

「闇の国が階級制度・・王族制度にだいぶ以前変わったのだ。髪の色が階級を指す。私はその三角形の一番上の銀色である。」

へえ・・・そうだったの。
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