俺とアイツといとこ殿!
そもそも。。ものの言い方にケチを付けたこと俺があるか?

突っ込み所が満載なお前に俺は・・言葉にして言ったことはない!

「いや・・・違うって。あれはなんなんだ?」

「狙撃のことか。さあ・・?知らぬ。」

「なんなんだろうね?」

アイツもグラスを持ってきて俺の持って来た水を・・

荷物を置いてから移してゴクゴク飲んでいる。

「なんなんだろうね?じゃねえよ?撃たれたんだぞ。そんでで首が!!」

「撃たれてないじゃん。」

「いや・・そうだけど。狙撃!!狙撃されたの!!!」

鼻を膨らませ俺は興奮して言う。


「まあ座れ。帰ってそうそう忙しない。」

ドスンと腰掛けて取りあえず。俺も水を飲んでみる。

「忙しないのはあっちだろ・・」

「そうだな。」

ルカは肯定するが何も無かったかのように言う。

人が死んだってのに・・いや・・何もしなかったなら死んでたのはまずアイツ

と・・俺??か・・。

≪殺さねば殺さていた。≫そんなふうに最初の入学当初言ってたっけ。

「なんなんだ?あれ。」

「だから知らぬと言っている。撃たれたので守った。もう一度撃ってきたのでまた弾いた。次撃ってきたので殺した。」

へ・・・へえ?3回我慢したのか?

「うーん。流華?なんで僕ガードされたのにわからなかったの?」

「俺も!!」

「それは私の力を使ったようで使っていないのだ。純ちゃんたちは島や前の自身の力を使っている私しか知らぬ故、気づかなかったと答える事が出来る。」

「そんなことできたっけ?」

「ああ。最近までできなかった。がノロの時にしてみせたろう。あれを改良した。」

「あああカミソリみたいな?」

「竜巻みたいなのもあったよね。」

「あれを視て記憶した。故あっちを使った。改良した方のやつの方があの時は素早く出来たからだ。」

「あれってどうやるの?全く血を使ってないの?」アイツは興味深々だ。

「ノロが私達の術式を理解したように私も視れば理解し使える。血は掟ゆえ使うが形を変えて応用もできる。」

「チャリを乗るように?」「ああ」

だから・・俺は無理・・はいリタイヤ。

「それとだ。純ちゃんが聖剣で貫いてくれたであろう?」

ああ思い出したくもねえが・・「うん・・」

「見よう見まねではなくあれによって正式に使えるようになったのだ。それも「喰らう」という。
だからノロが私を喰らえばどうのと言っていたのもあながち間違ってはおらぬ。」

「それって・・どうゆうこと?」

「・・大量の邪気を喰らい持つことが私という純血の器は可能であり、あのノロはそれを使う事が出来た故、
取り込む事も攻撃も守りもノロの場合は邪気を操り使用していた。まあ実際私を喰らって人の形を留めて生きていれるかは別問題だが・・。」

俺・・・そんな原発みたいなの持ちたくねえなあ・・とりあえず闇の国所属!!でもいいから人の形しときたい。

「ノロも持っていたし保有も多少していたが、そんなもの何倍も私は保有して持っている。絶対量が違うのだ。
あの時二人を縛ったのは己の邪気が促したのは私。そして二人に宿る邪気は二人に敵意を向けた。私の方に来たくてな。」

「邪気は多い方強い方に引き寄せられるってアレ?」

「うむ。自分で作り出す邪気や備わっている個人の恐れや邪なその時の感情と他人や国や地域の邪気を喰らうモノとでは格が違うゆえ。
こちらにくるために向こうに敵意を向け私を助けることで縛ったのだ。皮肉な話だがな。」

そうゆうことだったのか。あの詠唱っぽいのは・・。

そんで自分達の力で縛られたのか。仕掛けといて。

触らぬルカに祟りなしだぜ?呪うとか・・こええこと言うなよな・・?

「じゃあルカは邪気を使ってガードをしたの??ノロと戦った時も?」

「今日ガードをしたのはそうであるがノロの時は自分の二十四節気術式でした。子供達や純ちゃんが結界を破壊してくれたのでな。

同じ状況を作り出せれば何を媒体にするかなんの術式でするかなどさほど問題ではない」

問題だらけなんだぜ・・?そ・そうゆうのを天才っていうんだぜ・・・

「けど正式にって?聖剣にはまだ秘密があるの?」
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