俺とアイツといとこ殿!
「えええ。」

「だが・・純ちゃんに今呼び出せる弱い中で強い奴はヒルディンくらいなのだ・・私が契約した中では・・だがな。」

「まあ俺は召喚術がそもそもわからないからな・・」

「・・それに最悪の場合怪我の治療もそこそこにしてくれるではないか。気さくな奴ゆえ安心できるし。他のは自分より弱いとかそうゆうのを感じたら逆に攻撃してくるのだ。あまりオススメ出来ないが・・・どうしても人の形がよいのであれば・・男にすごく飢えた中々強い女の・・魚が居るが・・?」

「ヤダ!俺ヒルディンがいいっ!!怖い!!男に飢えた強い女の魚嫌だ!!ヒルディンでいい。」

女で人型で魚って人魚かもしれないけど・・

男に飢えてるって時点でなんか嫌な予感しかしねえよ・・。

「ならこの間書いた紙の術式を覚えているな。それを印だけで作れる様に文字化だけ鍛錬せよ。」

覚えてねえ・・・残念だが俺は自転車を教えてもらって後ろを持ってもらって補助輪つけて慣れてから一個ずつ外して乗った男だぜ。

アイツを見てみる。余裕の笑を浮かべているところを見るとアイツは覚えてるわけだ。

無理やり聞こう!!

「しかし・・書記じゃないからさ。。文字を印にできねえし。」

「それは覚えるしかない。書記じゃなくとも島の私を含めた賢人や最高責任者達は出来る。やり方はある程度私のでよければ送ってやろう。
瞬ちゃんもこれを機に鍛錬しておくといい。だが・・結局自分で覚えてすぐ出せるようにしなければ意味がないのだ。
ヒルディンといえどアイツを従わせるくらいでないとこの先やってゆけぬ。」

ひええ・・

「そんなのわかってるって。文字化だけ覚えたらもっとつよくてカッコイイやつを仲間にするし。」

ヒルディン俺嫌いじゃないけど・・好きでもないんだよな・・

アイツほど毛嫌いはしてないけどやっぱキモイし。

なんか飛ぶようなやつがいいよな。

「そうか。安心した。とりあえず二人の緊急の時はそうするようにな。」

そういわれて少し安心する俺だった。

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