俺とアイツといとこ殿!
だから家の家督を継ぐ当主と島主は結構兼ねる人が多い。

できない人もいるけど爺様は純血と島主と当主だった。

まあだから爺様がルカの前までは生きる伝説だったわけ。

でも会社はノータッチだった。

ゆえに島に引き篭れるんだけどな。

しかし流華・・かなり庇ったよなアイツのこと・・・

テレパスする暇も血も時間もなかったかもしれないけどそんな事話してもルカだって分からないまま考えつつ力の痕跡を追ってたわけだから・・

わからないと言ってたのは ほんとにマジだと思う。

アイツの事をサラっと良い風にも取れるというか犠牲になることで守った的な風に言えば左翼としては優秀と取られる。

変なことを言えば力及ばず。力及ばぬものを選んだルカの神経まで疑われてしまう。

うまいこと言わなきゃダメなんだ。俺も勉強しようかな・・いや無理だ。アイツに任せよう向いてねえ。

ま・そうゆう島なんだよな。めんどくせえが。

「は。理解。して、左翼殿には呪術医が必要で?」

「ああ今すぐにくれ。私と共に帰る。」

くれって。おもちゃみたいに。。

穴から恐る恐るというか恐縮して3人ほど出てくる・・・

これがうちでは砕いて言うと医者の恰好なんだけど・・神社の神主?祈祷師みたいな感じの全身白い奴ら。

まあちょっと独特な格好ではあるけど普通のおっさんたちだ。

神主と黒子の間みたいで顔も隠れてるし見分けはつかんが。

とにかく3人と俺と流華・・?車にぎゅうぎゅうじゃ~ん。

俺の願いは叶って流華を助手席に乗せたはいいけど・・車はカラカラ言うし

後ろでガッチガチに緊張している白子3兄弟はいらねえな・・。

わーい島主殿とドライブ?って気分じゃ今はねえしな。

俺もだ・・。

アイツ・・どうなってんだろ。なにがあったっていうんだ。

帰ったマンションには扉を開けたらアイツがガードを強くして印を組み玄関でにらみをきかせててびっくりした。

もう立てるんだ・・・?

流華の顔を見た瞬間に意識はぶっ飛んだみたいで・・倒れたけど流華が受け止めた。

男前だな・・・。

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