リア嬢の一生
父親が東大以外は大学じゃないというので一生懸命 勉強に励んではいた





そのころこっそりラジオの深夜放送を聴くのが楽しみだったが2台ラジオを取り上げられ壊された





本当は医者なんかになりたくなかった、リアにはやりたいことがあった
絵をずっと書いて美術の先生になりたかった、もしくは母親の精神的な病を治すために精神科医になりたかった





ご飯も家族でそろって食べたことなんかなかった
いつも別々・・・・・・・・・・・・・・後でしったんだけど孤食っていうんだってね


リアには腹違いの兄がいた、あめの日ざんざん降る雨の日鉄棒にくくりつけられて

兄は竹のほうきで血が出るまで殴られた


家に帰ってきたリアは止めに入ったヒステリックに母親が叫ぶ「あんたには関係のないこと」

突き飛ばされた拍子にリアはガラスの戸で口を切った。

つらかった。

せめていつもかばってくれる兄を助けたかった。
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