好き×100って言わせてよ。
「つーかさぁ〜〜〜……
なんでさっき、教室で叫んだん『ブフォッ!!』
思わず、口の中のミルクティーを吹き出した私。
「お、おい沙羅さんよ?
汚いですぜ?」
口調がおかしいちぃちゃん。
「てか、何でそんなに反応してんの?」
「う゛……………」
ばつが悪い。
「……私が凌君にふられたのは、知ってるよね?
実は、さ、凌君本当はクールで無表情な冷淡王子様だったの。
私、「ウザい。」ってふられたの。」
「沙羅にウザい!?」
ちぃちゃんが驚く。