好き×100って言わせてよ。
*凌君と一緒にお弁当。
「うおっ!?」
……へ……………。
「お前は…………。」
「凌君………!?」
ドアを開けて屋上に来た人…………
それは…………。
中川 凌。
私が告白した人。
「〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!?」
「な、何でお前が屋上に居んだよっ!!」
「何でって、お弁当食べに来たんだよ!!
そこに凌君が来て……………!!」
気まず……………。
「「…………………」」
「……ワリ………
俺が屋上から出てくから。」
先に口を割ったのは、凌君。
「えっ、良いよ、私が出てくから!!」
「女子は黙って、男子のゆーこと、聞け!!」
「男子はガマンしすぎだよ!!
たまには女子が譲らなきゃ!!」
ギャーギャーと、騒ぐ凌君と私。
……多分だけど、グラウンドにも聞こえている。