その男、イケメンですので。
その男、モテますので。
モテ期。
亜季side
「本当!?やったぁ!」
そんなわけで私、星野亜季は、人生初の生徒会というものの一員になったわけで。
「じゃあ星野さんに自己紹介をしなきゃな」
イケメンくんの一言に真っ先に反応したのは、予想通りというべきか、あの可愛い彼。
「じゃあ僕からっ!僕は安部海都だよ、よろしくね星野ちゃん」
ちなみに生徒会会計だから、
付け足された言葉と共にウインクをかます海都くん。
「よろしくね、海都くん」
「よそよそしいなぁ、海都くんなんて。海都、でいいよ」
「…うん、わかった」
可愛い彼、海都の次に一歩前に出たのは、不良っぽい美少女さん。
「あたしは生徒会副会長の瀬戸美黒。美黒って呼べよな!」
「うん、よろしくね」
なんか、海都よりも男前…なーんて。
密かにそんなことを考えていると、次は制服を着崩した彼が。
「俺は生徒会書記の南野晴也。晴也って呼べよ!」
「よろしくね、晴也」
笑ったときにちらりと見える白い歯が素敵だな、なんて。
いかにも良い人そうな晴也と握手を交わすと、最後にあのイケメンくんが前に出て。
「最後になっちゃったけど、俺は生徒会長の木野凛太郎。みんな凛って呼んでるから、俺のことは凛でいいよ」
「よ、よろしくお願いします…!」
「敬語なんか使わなくていいよ、堅苦しいし」
仕草、声、見た目、言葉。
なんだか全部が爽やかで、かっこよくて。
それでも一番真っ直ぐな眼をしてる会長さん、凛。
最初の印象は本当にそれだけだったんだ。
「俺達も星野さんのこと、亜季って呼んじゃってもいい?」
「もちろんだよ、みんなよろしくね」
まさか、恋しちゃうなんてね。
本当にこのときは、そんなこと考えてなかったんだ____。
「本当!?やったぁ!」
そんなわけで私、星野亜季は、人生初の生徒会というものの一員になったわけで。
「じゃあ星野さんに自己紹介をしなきゃな」
イケメンくんの一言に真っ先に反応したのは、予想通りというべきか、あの可愛い彼。
「じゃあ僕からっ!僕は安部海都だよ、よろしくね星野ちゃん」
ちなみに生徒会会計だから、
付け足された言葉と共にウインクをかます海都くん。
「よろしくね、海都くん」
「よそよそしいなぁ、海都くんなんて。海都、でいいよ」
「…うん、わかった」
可愛い彼、海都の次に一歩前に出たのは、不良っぽい美少女さん。
「あたしは生徒会副会長の瀬戸美黒。美黒って呼べよな!」
「うん、よろしくね」
なんか、海都よりも男前…なーんて。
密かにそんなことを考えていると、次は制服を着崩した彼が。
「俺は生徒会書記の南野晴也。晴也って呼べよ!」
「よろしくね、晴也」
笑ったときにちらりと見える白い歯が素敵だな、なんて。
いかにも良い人そうな晴也と握手を交わすと、最後にあのイケメンくんが前に出て。
「最後になっちゃったけど、俺は生徒会長の木野凛太郎。みんな凛って呼んでるから、俺のことは凛でいいよ」
「よ、よろしくお願いします…!」
「敬語なんか使わなくていいよ、堅苦しいし」
仕草、声、見た目、言葉。
なんだか全部が爽やかで、かっこよくて。
それでも一番真っ直ぐな眼をしてる会長さん、凛。
最初の印象は本当にそれだけだったんだ。
「俺達も星野さんのこと、亜季って呼んじゃってもいい?」
「もちろんだよ、みんなよろしくね」
まさか、恋しちゃうなんてね。
本当にこのときは、そんなこと考えてなかったんだ____。