幼馴染みとの恋。
そんな丁度いい感じが...フィット感がたまらなかった。
でも、でも曖昧な気持ちだった。
まりが俺のことを恋愛的に見てくれていたのが嬉しくて。
俺にそんな人が居たんだってことがびっくりで、顔が少し赤くなってきた。
自分でもわかる。顔に熱が集中してる。
それを隠すように手の甲を口元にやった。
「...ごめん。
俺、今すごく嬉しいけど、このままじゃやだ。
今すごく曖昧なんだ。
...でも俺、まりを好きになれるように頑張るから。
だから...俺からも付き合ってください。」
きっと俺はタコになってることだろう。
ゆでたこ。