歩く松茸
第4話「永遠の別れ」
あらすじ
「あなただったの…」
サラが拳銃を構える。
その手が震えていた。
怯えを知らないサラの手が、激しく震えていた。
そして、ナタリーを狙っていた。
「わたしを撃てるの?」
不敵に笑う裏切り者。
かつては。
愛した者。
ナタリーは村人に操られていたのだ‼
「もう、あたしは1人」
力なく呟いたサラ。
サラの足元には、自らの手で撃ち殺した仲間たち。
「あたしは独りなんだ」
ゆっくり。
引き金を引いた…。