憧れのコンプレックス
タイトル未編集
episode1 ~好きな人~
「いーか、3人一緒に言うんだかんな、フルネームで」
「わかってるって」
「せーのっ」
「「「葉山沙耶!!!」」」
「「「……………え?」」」
修学旅行で好きなやつを言い合うベタな行事
でも結果はベタではなくて
ありえねぇありえねぇよこんなこと
俺ら仲良し3人組の好きなやつがかぶるなんて
「あー翔お前はもっと頭いい女が好きなんじゃねぇの?」
「葉山は頭がいい。成績面ではなくて、考え方がしっかりしている。お前こそナイスバディなお姉さんがタイプだと言ってなかったか?」
「り、理想と現実はちげーんだよ!あいつホラこう守りたくなんじゃん!」
「はぁ~…じゃあ芯はなんでだ?」
「えー俺?俺は特にないよ。全体的に好きなんや」
「芯っぽいな」
えー簡単に自己紹介すっと
柏木翔。メガネ、学級委員、学年首位。完全なる優等生。だけど実はお笑い好き
藤堂芯。チビで、関西弁。周りを巻き込むムードメーカー&トラブルメーカー
んで俺が成瀬考。運動神経は並以上。180㎝バスケ部キャプテン!!
俺らは一見全く違うタイプだ
でもひょんなことから仲良くなって、今ではずっと一緒にいるマブダチ
俺らはみんなイケメンだから(俺が1番かっけーがな!)周りの女子からはモテ御三家って呼ばれてる
で、その御三家のハートを射止めたのが葉山沙耶ってわけだ
「んーと、話を整理すると、かっしーが行きつけの喫茶店が一緒。考ちゃんのバスケ部のマネージャー。俺はバイトが一緒なんやな」
「ぷー翔一番関わりねーじゃねーか」
「なんだと!」
「せやけど、まさかかぶるなんてなぁ…どうする?」
「どうするも何もお前ら相手じゃあぜってー負けたくねぇ」
「ふ…のぞむところだ。張り合いがある」
「んじゃ遠慮はなしっつーことで!!」芯が楽しそうにそう言う
「で、どーするよ、告んのか?」
「俺にいい案があるぞ。………ボソボソボソ」
「おぉそれいいな!さすがメガネ!」
「さすがメガネ!」
「しばくぞ、お前ら」
こうして俺らの作戦はさっそく次の週、実行されることになった
「いーか、3人一緒に言うんだかんな、フルネームで」
「わかってるって」
「せーのっ」
「「「葉山沙耶!!!」」」
「「「……………え?」」」
修学旅行で好きなやつを言い合うベタな行事
でも結果はベタではなくて
ありえねぇありえねぇよこんなこと
俺ら仲良し3人組の好きなやつがかぶるなんて
「あー翔お前はもっと頭いい女が好きなんじゃねぇの?」
「葉山は頭がいい。成績面ではなくて、考え方がしっかりしている。お前こそナイスバディなお姉さんがタイプだと言ってなかったか?」
「り、理想と現実はちげーんだよ!あいつホラこう守りたくなんじゃん!」
「はぁ~…じゃあ芯はなんでだ?」
「えー俺?俺は特にないよ。全体的に好きなんや」
「芯っぽいな」
えー簡単に自己紹介すっと
柏木翔。メガネ、学級委員、学年首位。完全なる優等生。だけど実はお笑い好き
藤堂芯。チビで、関西弁。周りを巻き込むムードメーカー&トラブルメーカー
んで俺が成瀬考。運動神経は並以上。180㎝バスケ部キャプテン!!
俺らは一見全く違うタイプだ
でもひょんなことから仲良くなって、今ではずっと一緒にいるマブダチ
俺らはみんなイケメンだから(俺が1番かっけーがな!)周りの女子からはモテ御三家って呼ばれてる
で、その御三家のハートを射止めたのが葉山沙耶ってわけだ
「んーと、話を整理すると、かっしーが行きつけの喫茶店が一緒。考ちゃんのバスケ部のマネージャー。俺はバイトが一緒なんやな」
「ぷー翔一番関わりねーじゃねーか」
「なんだと!」
「せやけど、まさかかぶるなんてなぁ…どうする?」
「どうするも何もお前ら相手じゃあぜってー負けたくねぇ」
「ふ…のぞむところだ。張り合いがある」
「んじゃ遠慮はなしっつーことで!!」芯が楽しそうにそう言う
「で、どーするよ、告んのか?」
「俺にいい案があるぞ。………ボソボソボソ」
「おぉそれいいな!さすがメガネ!」
「さすがメガネ!」
「しばくぞ、お前ら」
こうして俺らの作戦はさっそく次の週、実行されることになった
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