遠距離~止まらない想い~



「セイ!講義遅れるぞ!」

ん?キョロキョロしてると

リュウからペットボトルで叩かれた

「ササハラ?」

とオレの視点の先をみてリュウは言った

「痛っ!うん。ササハラさんまた講義遅刻するんじゃないかな?」

「だろうな。ってか、もうオレらも遅刻だけどな」

.......えっ?

am9:00.....遅刻だ。


「リュウ何で早く教えてくれないんだよ!大学生初の遅刻じゃん。」

「オレは言ったぞ!遅刻するぞ!って。だけど......」

リュウはニヤニヤしながらオレを見る。

リュウが言おうとしてることは分かってる。
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