ワケあり!?社内恋愛
 
初めて抱いた汐莉の体は
思っていた以上に俺を虜にさせた。


多分、俺に片想いしてから、誰にも体を開いてなかったであろうけど
その動きと知識はだいぶ手慣れたもので……。


年下のくせに
生意気……。


なんてすら思った。



亜由美の代わりだって思ってたのに
そう思うのすら惜しくて



「汐莉っ……」

「な、つきさっ……」



俺は無我夢中で、目の前の汐莉を求めた。



だけど途中でねだられたキス。


それだけは……

してやれなかった。
 

< 147 / 212 >

この作品をシェア

pagetop