ワケあり!?社内恋愛
 
本当は……
2番目になんかなりたくない。

1番に、別の誰かを想っているなんてそんなの嫌。


あたしを1番に……

あたしだけを
見ていてもらいたい。


でもそれは……





「……ごめんなさいっ……」





那月さんじゃないとダメなの。



頭を下げ、謝罪の言葉を吐く。

倉永さんの顔を見ることはできずに、その場から走り去った。
 

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