はじめは、少しでも自分と触れ合える関係になれたら…
たった一つだけの願いで、それは、相手には好きな人がいることがわかっているから。だから、大丈夫だと思っていても、人の心はそれほど単純ではなくて、どんどんと貪欲になっていく。
一番になりたくて…、でも、二番目でも自分は幸せだと言い聞かせて。でも、ふとした瞬間に彼の一挙手一投足に傷つき、自分の想いだけではなく、相手の気持ちも考えて自分の想いを抑えようとする、その葛藤がとても切なかったです。
一途に想い続けるのも苦しくて、そして、関係を変えても苦しくて――…
すごく切ないラブストーリーでした。