S' 3s☆




ボーッと考えてる間にゾロゾロと到着した乗客達が目の前を横切る。



この中から彼1人を探すのなんてムリ‼︎



実は見落としてすでに帰ってるってオチだったりするかも…



あたしこのまま最終便までココに居ることになりそうだ…



流れる人に逆らってあたしの方へ向かってくる外国人‼︎



何でこっちに来てるの⁉︎



周りを見てもあたしの近くには誰もいない…



「エクスキューズミー」

「っっ⁉︎」

「○*$¥♪%*☆・+°€→*○〜」



英語わからナ〜イ‼︎



早口すぎて聞き取れなかった…



「アイキャントスピークイングリッシュ‼︎‼︎‼︎」

「Oh〜OK‼︎Thank you‼︎」



何もしてないのに感謝された…?



罪悪感〜‼︎



誰か英語話せる人〜‼︎



ヘルプミー‼︎‼︎



「○*$¥♪%*☆〜?」

「*○*$¥♪%*☆**○」

「☆*○→♪*%$+°○:×〜」



突然現れた救世主。



流暢な英語で助けてくれた‼︎



あたしには何言ってるのかサッパリだけどね。



すぐに解決したみたいで、去って行ったイケメン外国人。



めちゃくちゃ笑顔でバイバイされた‼︎

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