言葉がなくても
声を失ってから話せない事を不便に思った事は今まで一度もなかった。


人が嫌いだから声がでない事をいいことに世間からも壁をつくり人と触れ合う事も拒絶した。



地味に生きる毎日。生きる事にも疲れだしてきた。


楽しみなんて全くなかった。


あの日までは…
< 3 / 108 >

この作品をシェア

pagetop