言葉がなくても
君は僕がカードを落としてそれを届けにきて掃除のおばちゃんに僕の事を聞いたと僕に説明してくれた。



君は僕を知ってたんだ。

僕が声がでないことも。

なのになんで毎朝僕を待っていたの?


君は僕に名前を教えてくれた。

「うちは井口梨花!」

僕はいろいろききたい事があったけど、君のその笑顔をみたらどうでもよくなった。
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