ねぇ、俺の気持ち分かってよ。


春雨は俺より2つ年上の高校1年生。



しかも年上好き。



たぶん俺なんて全然目に映ってないだろう。



いや、多分じゃなくて絶対。





「ごめん…。俺好きな人いるから」




そう言って丁寧に断る。




「え…?誰なの…?」




だけど、今回の女はしぶとい。


っていうか、めんどくさい。



「いや、別に…君の知らない子だよ」




「誰…!?教えてくれるまで私、離れないから!」





あー、めんどくせえ。
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