信じ合える気持ちを………
とうとう私と透真が付き合い始めて一年記念日の日がきた

今日は久しぶりに透真を帰りに誘おう
そして、デートしようと思う

そして放課後………


『と、透真!!今日さ、放課後デートしない??』

「あぁ??別にいーよ」

うそっ!!やったぁ!透真とデートできる!!

『じゃあ、玄関で待ってるね!!』

「あぁ」

嬉しすぎるよぉー!透真と久しぶりのデート♡

30分後……あれ??透真遅いなぁ……

1時間後……教室見てこよ。


『あっ……とぉ、まっ!!やあっ!はぁ……』

えっ……何??この嫌な声………
やめて!!気持ち悪い!!そんな声で透真を呼ばないで……いやっ……

『はぁはぁ……透真……今日、彼女とデートじゃなかったの??』

「あぁ??そーいえばそーだったな。
まぁ、あいつといるより心愛といるほうが楽しいから別にいーよ」

『ふふっ。透真だぁーいすき♡
もちろん……恋来ちゃんよりもね♡』

「俺は愛してるよ??心愛………」 

私はその場から逃げ去るようにして走った
これ以上透真が他の子に優しい言葉を言うのも。
他の子が透真と一緒にいるのも
聞きたくなかったから。見たくなかったから

家について泣いた。声が枯れるほど泣き叫んだ

あぁ……透真は覚えてなかったんだね
一年記念日を……
今日で9回目の浮気だったよね
明日は私が浮気をしよう
そして透真を解放してあげる

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