ストレイ・キャット☆シュ-ティング・スタ-
「う〜ん上手く丸め込まれているようで本当はその気も無いけど、サイトに入って、そのあとどうすんの?」
本格的に利用したことが無いので、その未知の空間にそそられる。
珠希の顔が斜めに通り過ぎる。ぼくは寂しさを我慢する強さを持つことよりも、他の誰かに委ねようとしているのだろうか。
「ノって来たね(笑)そやなぁ、そしたら今日から一ヶ月間サイトに入って、どっちがたくさんのおんなと出会えるかを競い合うってどうやろか?」
笑いながら嬉しそうにル−ルを決めていく三上。ぼくは黙って聞いていた。
「まず、一日に何回入ってもいいことにして……」
「サイトに?」
「うん、そうそう。そんでアポが取れたら報告すること」
「そんな簡単に連絡って取れるのかよ」
ぼくはつぶやいた。
「大丈夫っすよ。おいらこのサイトでもう五人喰ったんすから」
得意げに言う三上。前に言っていたときと数が違う。
「確か前は四人って言ってなかったか?」
「え〜(笑)そうやった? いや、数はなんか……え〜どうだったっけ?」
バツ悪そうにあたまをかく三上。しかし、やけに楽しそうだ。
本格的に利用したことが無いので、その未知の空間にそそられる。
珠希の顔が斜めに通り過ぎる。ぼくは寂しさを我慢する強さを持つことよりも、他の誰かに委ねようとしているのだろうか。
「ノって来たね(笑)そやなぁ、そしたら今日から一ヶ月間サイトに入って、どっちがたくさんのおんなと出会えるかを競い合うってどうやろか?」
笑いながら嬉しそうにル−ルを決めていく三上。ぼくは黙って聞いていた。
「まず、一日に何回入ってもいいことにして……」
「サイトに?」
「うん、そうそう。そんでアポが取れたら報告すること」
「そんな簡単に連絡って取れるのかよ」
ぼくはつぶやいた。
「大丈夫っすよ。おいらこのサイトでもう五人喰ったんすから」
得意げに言う三上。前に言っていたときと数が違う。
「確か前は四人って言ってなかったか?」
「え〜(笑)そうやった? いや、数はなんか……え〜どうだったっけ?」
バツ悪そうにあたまをかく三上。しかし、やけに楽しそうだ。