ストレイ・キャット☆シュ-ティング・スタ-
数日後、サイト内に変化があった。ぼくのメールBOXにひとつの書き込み。テ−ブルの上にはミ−トスパゲッティ。冷めてしまうのもお構いなしに、ぼくはパソコンの前に張り付いた。
「誰からだろう」
クリックする。先日書き込んだ美帆子というおんなが、ぼくの送ったメールに返信してくれていた。
息を飲む。液晶画面に文面が浮かび上がる。
『メールありがとうございます。とっても嬉しいです。ショ−ゴさんはお仕事何してらっしゃるんですか? わたしはただのOLなんです』
本当に返ってきたことに素直に驚いた。そして次に送るメール文を考えながらキ−ボ−ドを叩いた。
『美帆子ちゃんこんばんは。返信ありがとう。自分は化粧品や貴金属を扱う会社の営業をしています。』
メールを送信。
その日からぼくは、美帆子という女性とサイト内で数回会話をして、お互いのプロフィ−ル交換まで漕ぎりつけた。
「今度で四回目か。サイトから上手く抜け出さないと意味無いしなぁ」
そんなことを思いながらサイトにログインすると、一通のメール。タイミング良く、美帆子のほうからサイトを出ないかとの誘い。
『ショ−ゴさん、良かったらこちらにメール下さい。』
メール文の下にはEメールアドレス。あまりの展開の早さに、ひとつの疑問があたまの中を過ぎった。このゲ−ムを始める前に、あの三上から注意事項ひとつ。
「柏原さん、ひとつ言うけどサクラのアルバイトが出会いを装って、直アドを送ってきて、他のサイトに登録させようとするやから者がたくさん居るし、気をつけてな。見分け方のコツは、早い段階で直アドを教えてくるおんなは注意やで!」
「誰からだろう」
クリックする。先日書き込んだ美帆子というおんなが、ぼくの送ったメールに返信してくれていた。
息を飲む。液晶画面に文面が浮かび上がる。
『メールありがとうございます。とっても嬉しいです。ショ−ゴさんはお仕事何してらっしゃるんですか? わたしはただのOLなんです』
本当に返ってきたことに素直に驚いた。そして次に送るメール文を考えながらキ−ボ−ドを叩いた。
『美帆子ちゃんこんばんは。返信ありがとう。自分は化粧品や貴金属を扱う会社の営業をしています。』
メールを送信。
その日からぼくは、美帆子という女性とサイト内で数回会話をして、お互いのプロフィ−ル交換まで漕ぎりつけた。
「今度で四回目か。サイトから上手く抜け出さないと意味無いしなぁ」
そんなことを思いながらサイトにログインすると、一通のメール。タイミング良く、美帆子のほうからサイトを出ないかとの誘い。
『ショ−ゴさん、良かったらこちらにメール下さい。』
メール文の下にはEメールアドレス。あまりの展開の早さに、ひとつの疑問があたまの中を過ぎった。このゲ−ムを始める前に、あの三上から注意事項ひとつ。
「柏原さん、ひとつ言うけどサクラのアルバイトが出会いを装って、直アドを送ってきて、他のサイトに登録させようとするやから者がたくさん居るし、気をつけてな。見分け方のコツは、早い段階で直アドを教えてくるおんなは注意やで!」