のばしたこの手は届かない。
エレナと別れてからは…毎日がつまらなかった。
ぼーっとすごしていたら。
一年が終わった。
何をしてもやる気が起きなかった。
そんな時だった。
「八嶋先生!」
「なんですか、校長先生?」
「先生は教員免許も持ってましたよね?」
「はい…それが?」
「実は3ーaの担任になるはずの先生が妊娠してしまって、育休に入るんです。
だから、担任になって欲しいのですが…。」
「俺なんかでいいんですか?」
「もちろんです!じゃあ、よろしくお願いしますね。はい、これ名簿です。」
名簿を見た俺は目を疑った。
3ーa
1朝霧エレナ
エレナ…のクラスの担任…。
エレナとの共通点ができた。
それだけでこんなにも
…嬉しい。
ぼーっとすごしていたら。
一年が終わった。
何をしてもやる気が起きなかった。
そんな時だった。
「八嶋先生!」
「なんですか、校長先生?」
「先生は教員免許も持ってましたよね?」
「はい…それが?」
「実は3ーaの担任になるはずの先生が妊娠してしまって、育休に入るんです。
だから、担任になって欲しいのですが…。」
「俺なんかでいいんですか?」
「もちろんです!じゃあ、よろしくお願いしますね。はい、これ名簿です。」
名簿を見た俺は目を疑った。
3ーa
1朝霧エレナ
エレナ…のクラスの担任…。
エレナとの共通点ができた。
それだけでこんなにも
…嬉しい。