のばしたこの手は届かない。
ドキッ…。

先生…いるのかな。


「どうなんですかぁー?♡」

「いません。でも、」


「でも?」



「好きな人ならいます。」



その瞬間先生が私の方を見た。


「えーーー!ショックー!誰ー?」


「はい、この話は終わり。」


< 116 / 145 >

この作品をシェア

pagetop