のばしたこの手は届かない。
「先生…?もう私のこと一生離さないでね?」

「もちろんだ。」


ヒュードンドンッ


「花火…綺麗。」

花火の綺麗さは私を大胆にさせた気がした。


「ねぇ先生?」

「ん?」

グイッ


チュ…

「フフッ…今さっきのお返し♡」



「朝霧…///お前なんていうことを。とまんなくなるだろ。」


「いいよ、先生。私を先生でいっぱいにして?」


「了解。後悔するなよ?」


あとから聞いた話によると。

桃谷祭の夜に上がる花火をふたりきりでみた2人は一生一緒にいれるという

伝説があるらしい。



先生…私は先生と一生一緒にいるよ。



私に恋を教えてくれてありがとう。




大好きだよ。


fin.

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