のばしたこの手は届かない。
とぼとぼ…
なんか疲れた昼休みだったな…。
「エレナ。」
「桜ちゃん。」
「エレナ次体育だから出られないだろ?」
あ…次体育か…。どうしよう。保健室行きにくいな。
「保健室行ってなよ。」
「うん…。そうだね。」
「…あ。そっか…先生かわったから行きにくいのか。」
「うん…。」
「授業終わったらすぐ迎えに行くからそれまで頑張りな…?」
「うん。いつもごめんね…。」
「いいよ、全然。じゃあ終わったら迎えに行くね?」
「でもやっぱり…迷惑だし、一人で帰るよ。大丈夫。」
「ダメ。この間もそんなこと言って先輩に声かけられて次の授業遅れたでしょ?」
「…そっか。ごめんね。」
「あやまらないくていいよ、好きでやってるんだから。あ、時間だから、じゃあね。」
「うん。ばいばい。」
桜ちゃんは小さい頃からずっとこうやって面倒を見てくれる。
ありがたいなぁ、でも桜ちゃんも好きな人とかいるだろうし…
そろそろ私も自立しないとな…
なんか疲れた昼休みだったな…。
「エレナ。」
「桜ちゃん。」
「エレナ次体育だから出られないだろ?」
あ…次体育か…。どうしよう。保健室行きにくいな。
「保健室行ってなよ。」
「うん…。そうだね。」
「…あ。そっか…先生かわったから行きにくいのか。」
「うん…。」
「授業終わったらすぐ迎えに行くからそれまで頑張りな…?」
「うん。いつもごめんね…。」
「いいよ、全然。じゃあ終わったら迎えに行くね?」
「でもやっぱり…迷惑だし、一人で帰るよ。大丈夫。」
「ダメ。この間もそんなこと言って先輩に声かけられて次の授業遅れたでしょ?」
「…そっか。ごめんね。」
「あやまらないくていいよ、好きでやってるんだから。あ、時間だから、じゃあね。」
「うん。ばいばい。」
桜ちゃんは小さい頃からずっとこうやって面倒を見てくれる。
ありがたいなぁ、でも桜ちゃんも好きな人とかいるだろうし…
そろそろ私も自立しないとな…