駆逐系男子【更新再開】

「ええええええ!?はるちゃんがバイ……」

「きゃー!まこちゃん、ストップですっ!」


ま、まこちゃん、声が大きいですって!
吉良くんは隣のクラスだし、聞こえてしまってもおかしくない。

舌を出してごめんね、と謝るまこちゃん。
うぅ、可愛い……

「えっ、でもなんで?純粋にびっくりしてるから、あたし」

「え、えーとね……」

私は穂積くんに今月吉良くんが誕生日を迎えること、プレゼントを渡すためにバイトをしようかと思ってることを伝えた。


「吉良の誕生日……あいつも人の子だったのね」

「!?」 

「あ、冗談」

「……もうっ!」


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