You Love
あたしは、1人でぽつんと線香花火をしていた。

だって女子1人なんだもん…!!

慎「麻衣!!!」
『―…?!なんだ慎吾か…』
慎「なんだとは何だよ!!!」
『ごめんごめん』
慎「お前さ、線香花火ばっかやってねーでこっちの花火もやれば?」
慎吾の手には吹き出し花火…
『あたし、そうゆう気分じゃないから―』
慎「なんだよ!女が1人だからか?」
『………―』
慎「そんな細かい事気にすんなよ!!せっかく花火やってんだから楽しくやろーぜ☆」


楽しく…

そういえば最近八ッチャケてなかったな…


『…―。よし!!!やりますかぁ♪』


慎吾は、女1人のあたしを気遣ってくれた。

慎吾の花火の火をもらいながら―あたしは久しぶりに楽しかった。
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