君が好きだから
俺たちはプリ機の中に入っていく。

いつも通り美夏がプリのせ設定を決めて、俺たちは撮り始めた。

すると、最後の写真になったときに美夏が

「こっち向いて目つむって?」

「イイけど何で?」

「いいから!」

「痛いこととかすんなよ?!」

「しないよ!失礼だよっ!」

確かに失礼なこと言ったかもだけど、何されるかわかんないのに目を閉じんのは怖いよ!

そんなこと考えながら俺は美夏の言うとおり目をつむった。

そしたら…

チュッ

びっくりして俺は目を開けた。

「え?」

美夏を見ると顔が真っ赤だった。

< 14 / 23 >

この作品をシェア

pagetop