君が好きだから
家に着いた俺は、やるべきとこをやりながら美夏からの電話を待っていた。

やっときた!

って思ったときには、12時半だった!

時計を二度見してしまったよ(笑)

「起きてた?」

「うん。美夏からの電話待ってたから」

「ゴメンね、こんな遅い時間になっちゃって…」

「大丈夫。やることがあったんだろ?」

「うん。宿題終わんなくって(汗)」

「1時間あればできるやつだったろ?簡単だったし」

「難しかったよ!!廉は頭がイイからすぐ終わるんだよ!」

「俺頭良くないけど?」

「嘘つき!学年10位の人が!!」

「それは偶然だって」

「偶然じゃないよー。毎回順位表に入ってるじゃんよー」

「それは…」

「ほらぁー。あ、そだ!!」

「どした?」

「宿題難しいから明日から一緒にやってイイ?」

「俺でいいなら教えるけど」

「やったぁ~♪どこでやる??」

「図書館とか?」

「じゃあ速見図書館にする?近いし」

「そだな。じゃあ明日からだな。」

「うん!楽しみだねぇ~」

「勉強するだけだぞ?」

そんなこというと、美夏はすっごい嫌そうな声で

「えぇぇー」

なんて言ってる(笑)

「遊ばないからな」

「はぁーい…」

あからさまにテンションがダウンしてるよ(笑)

「じゃあ、明日の勉強会のために早く寝るか」

「だね!じゃあおやすみ!」

「おやすみ。また明日な。って言っても今日だけど(笑)」

「だね(笑)じゃ、朝ね!」

「おう!」



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