これから住む街は都心から1時間以内のちょっとしたターミナル駅で買い物をするには困らないけど
おしゃれな街でもなく、物価が安く学生と老人の多い街だった。
住むマンション、と言うかアパートは駅から歩いて17分、バスで10分の位置にあって
周りには小学校t語公園とさびれた商店街に近いところだった。
地元よりはひらけているけど地元より馴染みがなくてこれからの未来に不安を覚えたような気もするけど
ホームシックの一環だしこれから先の未来には希望しかないわけだし近所のスーパーで納豆を買って帰った。

帰宅したアパートは床がフローリングでちょっと冷たかった。
納豆を食べようとしてお米についてはじめて考えた。
炊いてあるお米が炊飯器の中にあるわけではないのだ。
炊飯器のお釜は銀色でピカピカしていてちょっとだけ顔が写ったような気がした。
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