世界の終りで愛を歌う
ここで詠美の面白い話がある。
彼女は色白で身長が小さく、
可愛い風貌の持ち主だ。
体もも細くスタイルが良い。
大学に入り8キロも体重が増えたらしいが、
見た目は体重の割に驚くほどに細い。
実も同様の体系だ。二人に共通しているのが、
見た目よりも体重があると言うこと。
これは二人が筋肉質であるといえる。
だから余分な肉がついていなく、
体は細く見えるが筋肉がその体重を増やしているのだ。
おそらく、二人がガチンコでスポーツ対決をするならば、
宮本武蔵対、佐々木小次郎のような名勝負となるだろう。
是非見てみたい対決だが、
二人は身体能力が高そうなのに、
スポーツは好まない。
友人に誘われればするが、
特に今はしていない。
普段は二人共、読書をするか、
テレビを見るか何か食べているかだ。
実は他にゲームの趣味があるが、
ほとんどしない。彼はゲームオタクと言うより、
ゲームコレクターと言えた。
だが、最近は収集するスペースもなくなり、
革新的なゲームも少ない為に、
最新型のゲームより、
最新のゲーム様式のリモコンを振って行うゲームに期待している。
だが、その機械も景品で獲得しようと、
月に500円ずつチャレンジしている。
5000円使って獲得出来なければ新品で購入する予定だ。
そんな普通で平穏な日々を二人は過ごしていた。
実は社会人で28歳。
詠美は学生で20歳との差はあったが。
二人はそれなりに幸せで、
似たような生活をし、
似たような生活をし、
似たような顔と身体をしていた。