世界の終りで愛を歌う
前書き
今の政治は余り良い状況にあるとは言えない。
捻れ国会と言うが、そもそも二大政党制度である。
捻れは討論であり、言うなれば話し合いだ。
それを無視して強制的に可決。
日銀総裁問題で、
「民主は話し合いに応じない」
と言うが、実際は民主は話し合いに応じるといっていた。
結局、民主の意見を聞き入れるつもりは無かったという事だ。
弁解のしようもない。
何故なら、「普通は民主にどんな候補なら通るのか」
と聞くのが常識だ。それを一切せず、
名指しで人名を出してこれならどうだと勝手に決める。
このように人のプライバシーも、民主を無視した方法が通る訳もない。
話し合いは存在しなかったのだ。
二大政党制度は飾りだった。
与党第一。野党は反対勢力。その程度の認識だろう。
その捻れ国会から半年以上。
ようやく、自民は話し合いに応じる気になり、
公務員制度改革は民主の意見を8割取り入れる形を取った。
これがさらなる政治不信を招く事になった。
早すぎる世紀末に向かって状況は加速して行く事になる。