ずっと傍に‥。
「告れば?」
「はっ?」
「俺みたいにさハッピーライフ送ろうぜ♪」
そう言って緋呂はニンマリ笑っていた。
…調子言い奴だな。
そんなことを思ったけど口には出さなかった。
これ以上惚気を聞くのはごめんだ
「考えとく…」
告白…か。
んなこと考えもしなかったよ。
「言ってみるだけ言ってみろよ。ダメでもさなにか変わるかもしんないぜ?」
帰り際に緋呂がそう言った。
俺は片手を上げて緋呂の部屋を後にした。
何だかんだ言っても緋呂は親友だ。
友達でいて良かったと改めて思った瞬間だった