ずっと傍に‥。
★Chapter5

告白




「好きなんだよっ!!」


顔を真っ赤にしながらそう叫ぶ彗斗。


彗斗はいつも私の傍にいてくれた。


さり気ない私の気持ちも彗斗は分かってくれて…


最高の友達だなんて勝手に思い込んでいた。


でも…彗斗は違ったんだ。
ずっと私のことを…



「よ…用事思い出したから帰るね。」


気付いたらそんなことを口走っていて…
気付いたら無我夢中に走ってた。


気付けば緋呂くんの家の前に来ていた。


どうしてなんて分からないけど。



「陽菜ちゃん?」



< 121 / 272 >

この作品をシェア

pagetop