ずっと傍に‥。
★Chapter5
告白
「好きなんだよっ!!」
顔を真っ赤にしながらそう叫ぶ彗斗。
彗斗はいつも私の傍にいてくれた。
さり気ない私の気持ちも彗斗は分かってくれて…
最高の友達だなんて勝手に思い込んでいた。
でも…彗斗は違ったんだ。
ずっと私のことを…
「よ…用事思い出したから帰るね。」
気付いたらそんなことを口走っていて…
気付いたら無我夢中に走ってた。
気付けば緋呂くんの家の前に来ていた。
どうしてなんて分からないけど。
「陽菜ちゃん?」