ずっと傍に‥。
ふと緋呂くんを見る。
濡れた髪。おまけに上半身裸…
裸…
ハダカ………?
「ひ、緋呂くん?!な…なんで?!」
私は緋呂くんを指差しながら口をパクパクさせた。
「あぁ…これ?てか今さら(笑)?アハハ…ハハッ」
突然笑い出す緋呂くん。
私は少し睨みながら緋呂くんを見た。
「ごめんごめん(笑)そういう所本当に可愛いよね♪」
「……っ///」
緋呂くんから目線を逸らし俯く。
今…きっと私の顔は真っ赤に決まってる。
緋呂くんて…こういうことサラッと言えちゃう人なの?
あたしの気持ち…知ってて言ってるのかな?
そんなことを思いながら顔をゆっくりあげた。