ずっと傍に‥。
「陽菜ちゃん?」


放課後。
特に行く予定もなくて教室でボーッとしてると緋呂くんが声をかけてきた。


「緋呂くん?どうかした?…てか誰もいない(笑)」



ふと周りを見渡すと教室には私と緋呂くんしか居なかった。



「俺は…鞄取りにきた。陽菜ちゃんは?」


そう言って緋呂くんは鞄を見える位置まで上げた。


「あたしは…特にないかな。でもなんとなくまだ帰りたくなくて‥教室にいる」


私がそう言うと納得したように緋呂くんはそっか。と呟いていた

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