ずっと傍に‥。

「うわぁ…たくさんある!あっ!こっちも可愛い!陽菜ちゃんも早く早く♪」


「はいはい…」そう呟いて可愛くラッピングしてある箱を見つめる。



…どれにしよう。


ていうか…1000円とか高くない?!

あたし…そんなに持ってないんだけど。


そんなことを思いながら莉緒を見る。
莉緒の腕の中にはいくつか箱があった。
…まさか、それ全部?


そんなことを思いながらジッと見た。



「これ全部買うよぉ♪」


まだ何も聞いてないのに莉緒は私の言いたいことが分かったのかそう言った。


ちょっとビックリしながらも目線をまたチョコに向けた。


…いい加減決めなきゃ。


そんなことを思いながらなるべく安い値段のモノを探す。


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