ずっと傍に‥。
「じゃあ早速ファミレス行こっ!作戦会議だよ!作戦会議っ!」
そう言って私は緋呂くんの袖を引っ張ってひたすら歩いた。
「なにもそんな急がなくても(笑)」
「いいから!いいから!」
緋呂くんの声も無視して私はひたすらバス停まで歩き続けた。
バスに乗って10分。
そこに目的地であるファミレスはある。
早速中に入って、適当に飲み物を頼んだ。
「あたしちょっとトイレ行ってくる!」
「はいよー。」
トイレに入って、鏡を見つめる。
…作戦って提案したのはいいけど一体どんなのが一番いいんだろ。
しばらく鏡と睨めっこしてたけど、何も浮かんで来なかった。