ずっと傍に‥。
やっぱり…
俺のせいで陽菜ちゃんは…
少し罪悪感を覚えながら自分の教室へ向かった。
「教科書開いて~‥」
いつものように教科書を開くことから授業が始まる。
俺はペラペラと適当にページをめくりながら目線を窓の方へ向けた。
今日も天気が良い…
なのに今の俺の気分は最悪だ。
梨華のことと陽菜ちゃんのことで…頭がいっぱい。
明日…陽菜ちゃんに謝んなきゃな。
そんなことを思いながら机に伏せた。