ずっと傍に‥。

「ごめんなさいっ!!」


次の日、休み時間を見計らって緋呂くんを呼び止め私はそう言った。


「…へ?」



きっと今、ビックリしてるにちがいない…
誰だってビックリしちゃうよね。


いきなり謝ってくるんだもん。あたしだってビックリするよ



「緋呂くん…ごめんね。」


なんとなく…
緋呂くんの目を真直ぐに見ることが出来ない。


だから少し俯きながら話したんだ。



「嫌いなんて「分かってるよ」


「え?」



顔を上げるといつもと変わらない笑顔で私を見る緋呂くんがいた。



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