ずっと傍に‥。
この日もいつものように公園を通って家に向かう。
この公園を出てすぐ近くに私の家はある
ふとベンチに目線を向ける。街灯に照らされているおかげで制服姿の誰かが座っていることに気付いた。
徐々にベンチに近寄り誰なのか確認する。
「緋呂くんっ?!」
そこには下を俯く緋呂くんの姿があった。
「陽菜…ちゃん」
「どうかした?元気なくない…?」
私の問い掛けに緋呂くんは力なく笑った。
「梨華…また男変えたみたいなんだ。俺…なんかショックで…分かってたことなのに‥梨華は俺のこと眼中にないのかなって…」
そう言って悲しそうに笑う緋呂くんはなんかいつもの緋呂くんじゃなかった…
笑顔は見せてくれるけど…どこか無理してるような気がした…
この公園を出てすぐ近くに私の家はある
ふとベンチに目線を向ける。街灯に照らされているおかげで制服姿の誰かが座っていることに気付いた。
徐々にベンチに近寄り誰なのか確認する。
「緋呂くんっ?!」
そこには下を俯く緋呂くんの姿があった。
「陽菜…ちゃん」
「どうかした?元気なくない…?」
私の問い掛けに緋呂くんは力なく笑った。
「梨華…また男変えたみたいなんだ。俺…なんかショックで…分かってたことなのに‥梨華は俺のこと眼中にないのかなって…」
そう言って悲しそうに笑う緋呂くんはなんかいつもの緋呂くんじゃなかった…
笑顔は見せてくれるけど…どこか無理してるような気がした…