ずっと傍に‥。


「緋呂くん…あたし緋呂くんが好き!ずっと前から好きだったの。だから……」



「俺も陽菜ちゃんが好き。本当はずっと前から気になってたんだ。まっすぐに俺に気持ちを伝えてくる陽菜ちゃんが気になってた。…俺と付き合って下さい。」



あたしはゆっくり頷いた。



すると緋呂くんはギュッと抱き締めてきた。



そして耳元で「緋呂って呼んでよ陽菜」って言ったんだ。

あたしはボソボソと緋呂くんの名を呼んだ。


そのあと、キスされたのは言うまでもない。



あのときのキスも嬉しかったけど…今のキスはもっと嬉しかった。



それから数日が経ち…
彗斗と緋呂は以前のように仲良くやっている。


彗斗はちゃんと約束を守ってくれた…



これからもずっと緋呂と一緒にいたい。


ずっとずっと…



君の傍に‥‥‥‥



       完
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