ずっと傍に‥。
その日の授業はそわそわして中々勉強に集中出来なかった。
緋呂くんも落ち着きがない様子で、なんだかそわそわしてる。
もし…付き合うことになったらなんて言ってあげよう。
私はちゃんと笑ってられるのかな‥
もし…フられたらなんて言えばいい?
そんなことばかりを考えていた。
そして気付けば放課後…
「陽菜ちゃん…行ってくるよ。」
「頑張れっ♪」
「お、おうっ」
緋呂くんは顔を引きずりながら教室から出て行った。
…大丈夫かな?