ずっと傍に‥。
放課後。
俺はまっすぐ家に帰る気にもならなくてそこら辺をブラブラ歩くことにした。
そういえば、緋呂の奴どこ行ったんだ?
確か…教室にはいなかったよな?
「暇だし隣町でも行くか。」
思い付いたら即行動の俺はバス亭へと向かった。
バスに乗り、隣町へと向かう。
「あれっ?緋呂…?と誰だ?」
どこに行くわけでもなくブラブラ歩く。
ふと視界に入ってきたどこにでもあるようなファミレス。
そこに居たのは緋呂と見知らぬ女の子だった。
ジッと様子を見ていると女の子は突然立ち上がり店の奥へと消えてしまった。
俺はそれを見計らってファミレスに入る。