ずっと傍に‥。

「どこに行ったんだろ…」


人がたくさん居るせいもあって、緋呂くんを中々見つけることが出来ない。


かき氷屋にも行ったけど緋呂くんの姿はなかった。


「神社…?」


しばらく歩くと神社らしき物があった。
さすがにそこで騒ぐ人はいないらしく、そこには静寂が広がっていた。


私は少し興味本意で神社の中へ入った。


「……あった……だ」


(誰…?)


どこからか声が聞こえる…


私はバレないようにコソコソ歩きながら声が聞こえるところまで歩いた。







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