記憶 ―黄昏の蝶―
彼が、世界の「運命を紡ぐ者」になってしまった経緯を…、
今回は書きたかったんです。
彼が元々暮らしていたのは、
カロリスの水上の街。
「カロリス」という名の盆地が、
実際に「水星」に在ります。
惑星に詳しい皆様には分かってた方もいるかもしれません。
毎回、舞台が違う世界を書き続けている私です。
「砂漠の花」→金星
「夢幻の森」→木星
「月下の…」→地球
「惑星の黙示録」→月
そして、
「黄昏の蝶」→水星
夢幻の森のスピンオフ、
『ユピテルの神話』
ユピテルが主人公の、あそこでの内容も、「黄昏の蝶に繋がるよ~」と予告していました。
「ユピテルは光から逃げてきた」
「元々はユピテルが運命を紡ぐ者だった」
この作中にも、そこから引っ張ってきた場面が入っています。
「金色の懐中時計」、永遠を受け取る場面です。
そんでもって、
また疑問点残しちゃいました。
後半は不思議な事が沢山残ってしまいましたね。笑
1番重要だろ!ってとこ、
最後の『完』のすぐ手前なんかに、モヤモヤするワード残しちゃう辺り…。いたずら心デス。
『ヴァン=ラディス』