記憶 ―黄昏の蝶―



愛しい君


蝶という姿では
君を抱き締めてあげる事も
この腕で守る事も

叶わない――…



それでも


俺は
この姿を選んだのだから



だから……





< 3 / 238 >

この作品をシェア

pagetop